【2018年度】兵庫県南部大地震記念の日追悼礼拝

皆さんこんにちは。

昨日は、兵庫県南部大地震　記念の日追悼礼拝が

神戸栄光教会にて行われました。

礼拝には、232名の方が出席されました。

説教を担当された森なお先生は、震災時、岡山県の

教会にいたそうです。

「現場を知らない人間が、何を語れば良いのか」と、

自らに問い続けながら準備をされたのだろうな、という

ことが伝わってきました。

礼拝の中で「満月の夕」という歌を歌いました。

ソウル・フラワー・ユニオンというアーティストが、

ソウル・フラワー・モノノケ・サミットを結成して、

早くから被災地に歌を届けていたことを知りました。

兵庫県南部大地震の被災の現場の中で書かれた歌詞と、

東京から見た被災地への思いを書き足した歌詞がある

ことを知りました。礼拝の中では被災の現場で書かれた

中川敬さん作詞の「満月の夕」を歌いましたが、森なお

先生が説教中、山口洋さん（東京版）の歌詞で同じ曲を

歌われました。森なお先生の渋い歌声が礼拝堂に響き、

震災時に神戸にいなかった、被災体験のないわたしには

ストンと心に落ちる歌詞でした。

礼拝の中では「1月17日 人と自然の共存を祈る」という

お祈りをみんなで声に出して祈りました。こんなお祈り

です。

「神さま、私たちが自然の中で生き、生かされている

ことを感謝します。でも、自分たちも大きな自然の中

の一部であって、その自然の中で生かされていると

いうことをすぐに忘れてしまいます。いつも人間だけが

人間の知恵や力によって生きていて、その上、自分たち

が自然を支配しているかのように勘違いしてしまいます。

あの大地震をとおして、自分たちが考えている以上に

様々な支えや励ましがあったことを知り得た今、私たち

は自然に対しても支えられ、慰められ、共に生きている

仲間であることを覚えていきたいと思います。

決して人間が自然を支配しているものではないという

ことを覚えるために。

アーメン」

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日本キリスト教団はりま平安教会
牧師　松本あずさ

〒675-0038
兵庫県加古川市加古川町木村112-2
電　話：079-426-8863(FAX兼用)
メール：harimaheianchurch(あっとまーく)yahoo.co.jp

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