皆さんこんにちは。
エステル記を読みたいときっかけは2つあります。
一つは、教会メンバーからの指摘でした。
「教会で聖書物語をじっくり読んでいない」と感じました。
イエス様の話は福音書で取り上げているものの。
礼拝説教は聖句の一部だけを抜き取り話すことが多い。
礼拝の中で旧約聖書の登場人物に焦点を当て、
じっくり向き合う礼拝も刺激があるかもしれません。
もう一つは、兵庫教区からの郵送物。
「入管難民法の改悪に抗議し、難民・移民と共に生きる教会共同声明(2023年6月9日)」を読んだことです。
日本基督教団だけでなく、カトリックや聖公会など日本のキリスト教団体が賛同者になっています。
NCC日本キリスト教協議会からも抗議声明文が出されています(HPから読むことができます)。先月、入管難民法は改正されました。
退去を拒む難民申請中の外国人を強制送還したいと願う人たちがいて、長期収容は税金の無駄だとか難民申請を悪用する人がいるから改正するべきだという見解が採用されました。
私は入管法について新聞やテレビで手に入る知識だけです。
旧約聖書の中には「嫌なら故郷に帰れ。我々に従わない、
あの民族を殺してしまえ」という危機にさらされた移民女性
エステルの物語があります。
いま、彼女の物語を礼拝で共有したいと願っています。