【牧師が日常で考えた、聖書やキリスト教の話です】
結婚した時、ジェジェという名前の猫を飼っていました。
夫は猫を飼ったことがありませんでした。一緒に暮らし始めた時、ジェジェが夫に懐くか、彼がジェジェを好きになるか心配でした。最初は距離がありましたが、徐々にジェジェが彼に好意を示し、甘えるようになりました。彼もジェジェを愛し、ジェジェが好きな事と嫌いな事を知ろうとし、ジェジェのささいな仕草に喜んだり、ジェジェの事ばかり話すようになりました。
そのうち、彼はビルの隙間や車の下、道路脇などにいる猫に気づくようになりました。猫が突然増えたのではありません。今までも猫は近くにいました。彼は猫を愛するようになったために、道端にいる猫に注目し、猫の命を愛するようになりました。
私たちが神様の愛に気づいた時、猫を愛する以上の大きな喜びと発見の連続となります。私たちの日常のどこに神様の思いがあるのか、私たちに何ができるのか。「人を愛し神様を愛せ」と言われたイエス様の言葉を、目の前の人とどのように実践できるのか。教会の仲間と語り合い、祈り励まし合う中で、多様な神様の働きに気づくことができます。思いがけないところで、キリストの香りに出会うこともあります。神様の愛に気づき、神様を愛し生きたいと信仰を得ることで、見えるものが大きく変わりました。なので、1人でも多くの人に、神様の愛に気づいて欲しい、神様を愛し生きる道を選択して欲しいと祈っています。
「神に感謝します。神は、わたしたちをいつもキリストの勝利の行進に連ならせ、わたしたちを通じて至るところに、キリストを知るという知識の香りを漂わせてくださいます。」(コリントの信徒への手紙二2: 14)
<祈祷>
神様、あなたが与えてくださった命を、生き生きと輝かせることができますように。アーメン
<黙想>
神様の愛は、たとえ見えなくても私たちのそばにあります。
<祈祷の焦点>
野良猫を保護する人たちのために。
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日本キリスト教団はりま平安教会
牧師 松本あずさ
〒675-0038
兵庫県加古川市加古川町木村112-2
電 話:079-426-8863(FAX兼用)
メール:harimaheianchurch(あっとまーく)yahoo.co.jp
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