12月11日の礼拝は、3本目のロウソクに火をつけました。
礼拝メッセージ「奇跡があなたなんだよ」
聖書は、ルカによる福音書１章５７～６６節。
イエス様の前に誕生した赤ちゃん、ヨハネの話です。
赤ちゃんが誕生した時、親戚や近所の人たちは喜び合いました。
「高齢出産で心配だったけれど、無事に生まれてよかった」
「本当に、元気な男の子で。神様が守ってくださったよね」
「そうそう！神様がエリサベトさんに恵みを与えてくれたね」
この赤ちゃんの名づけ場面では、奇跡が起こります。
なので、町がある山のあっちでもこっちでも評判になります。
「この子は、どんな人に成長するのだろう？」
と、みんなが心にしまって忘れなかった、とあります。
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この場面に、マリアも一緒にいたと考えています。
同じように神様から使命を与えられた者同士、励ましあい支えあったりしながら３ヶ月過ごしていたはずです。
赤ちゃんが親戚や近所の人に祝福される場面、
名前をつけるときに起こった奇跡、山中の評判になったこと、
「この子には何かある、将来が楽しみだ」と、噂になったこと。
自分も同じように、皆に祝福されて、皆に赤ちゃんの将来が楽しみだと言われる姿を想像しながら、自分の村に戻ったのではないでしょうか。
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わたしたちは、イエス様がどのような場所で、どのような状態で生まれたかを知っています。
マリアは赤ちゃんが生まれそうな状態で旅に出ます。
エリサベトのように自分の村で準備をして出産できません。
マリアは宿屋にも入れず、家畜がいる横で出産しました。
イエス様は、馴染みのない村の馬小屋で生まれました。
エリサベトの時と自分の時を比べて、どのように感じたのでしょうか・・・。
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分かりやすい奇跡の方が「ここに神様のめぐみがある」と、思えます。
しかし、神様の働きは、わたしたちが気づきもしないようなところ、特に孤独だと思える人たちのところ、こんなところに神様の働きなどないだろうと思えるところに輝きます。
そのことを、マリアは私たちに教えてくれます。
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12月24日はクリスマスイブ燭火讃美礼拝を行います。
「マリアの旅」をテーマに、アドベントの期間読んできたマリアの旅の様子を思い起こし、ベツレヘムまでの旅についても思いを巡らせます。
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日本キリスト教団はりま平安教会
牧師 松本あずさ
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