みなさんこんにちは。
播州地区では、毎年終戦記念日に近い日曜日に
平和祈祷会をおこなっています。
今年も8月14日(日)15時より社会部主催平和祈祷会
が姫路五軒邸教会にて行われました。
聖書を読み、賛美歌を歌い、「第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白」をともに告白しました。
成文祈祷(事前に式次第に印刷されたお祈り)を祈りました。
また近藤紘子(こんどう こうこ)さんの講演を聞きました。
近藤紘子さんは1944年に広島に生まれ、生後8ヶ月の時に被爆。被爆直後は高熱が続いたそうですが命は助かり、小中学校を広島で過ごし、その後、アメリカの大学で学び、広島の語り部として日本だけではなく海外でも講演活動をされています。
紘子さんは1時間の講演中一度も座ることなく、立ったままでお話されました。
紘子さんのお父様である谷本清牧師が被爆者救済に奔走していた活動の様子、
当時紘子さんが住んでいた広島流川教会には、被爆し心にも体にも傷を負ったお姉さんたちが集まり話をしていたこと、
10歳の時、アメリカのテレビ番組に出演したこと、
そこで広島に原爆を投下した「エノラ・ゲイ」の副操縦士と対面したこと・・・。
紘子さんが見たこと、その場でどう感じたかを強い眼差しで語られました。涙を流されながら、辛く悔しい体験もお話くださいました。
「これを語らなければいけない」という意志を持っている人の言葉はなんと鋭く、重いのだろうと感じました。
お話しを聞くことができ、本当に良かったです。
出席者は9教会39名でした。
はりま平安教会からは9名が出席しました。
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いつも行事写真を撮ってくださるHさんが、平和祈祷会の様子も撮影されています。画像を受け取り次第、写真を載せたいと思います。